舎人公園のネモフィラ(2024年春)

今年の桜はおそかった。 そのせいで、ネモフィラが満開だということを見落としていた。 そこで、急いで都内の名所を調べることに。 昭和記念公園は昨年行ったから、今年は別の場所にしたいなぁと思っていたら、いい場所を見つけた。 舎人公園だ。 山手線で日…

銀河鉄道の父(門井慶喜)の内容と感想

とある文学系YouTubeを視聴して「銀河鉄道の父」という作品を知る。 「銀河鉄道の夜」ではなく「父」。 それは、想像したとおり、宮沢賢治の父が主人公の物語だった。 YouTuberは大絶賛。それなら読むしかない。 さっそくポチり、読んでみることに。 率直に…

熊谷桜堤の桜~日本さくら名所100選~(2024年春)

都内で桜が散り始めた頃、まだ私は満足していなかった。 桜を見足りなかったのだ。 どこかに桜が咲いているところはないか探した。 そうしたら、埼玉でちょうど見頃を迎えたスポットがいくつかあることを知る。 そのひとつが熊谷だ。 さっそくJR高崎線に乗り…

まんさくの花 〜春のきざしをとても感じる詩〜

ときが経つのは早いもので、私ももういい年齢になってしまった。 人生のゴールまですでに折り返し地点を過ぎている。 残された人生を、日々大切にしていきたいものだ。 最近、季節の移り変わりも、すごく早く感じる。 春の気配を感じ、桜がもうすぐ咲くかな…

ある仕合せ者 〜彼は誰よりも単純だった〜(侏儒の言葉より)

芥川龍之介の「侏儒の言葉」にこんなことが書いてあった。 ある仕合せ者 彼は誰よりも単純だった 幸せってなんだろう? むかし、明石家さんまさんが、コマーシャルで しあわせーってなんだっけ、なんだっけと歌っていた。 今から30年以上前の歌なのに、今…

君がゆく海辺の宿に霧立たば・・・〜嘆きの息〜

日本最古の和歌集「万葉集」には恋の歌がたくさんある。 好きな和歌はいくつもあるが、これはなかなかよい。 君が行く 海辺の宿に 霧立たば 吾が立ち嘆く 息と知りませ 初めてこの和歌を知ったのは、大学の授業だった。 先生が新聞紙を広げて、広告欄にこの…

「幾山河越えさり行かば寂しさの終てなむ国ぞ今日も旅ゆく」を読んだときの私の気持ち

教科書か問題集か忘れてしまったが、この若山牧水の短歌がけっこう登場するので自然におぼえてしまった。 幾山河越えさり行かば寂しさの終てなむ国ぞ今日も旅ゆく この短歌、なぜか私の心に入り込んでくる。 数々の名歌の中でも若山牧水の短歌は特に私の心に…

「ペントハウス」の感想:最後の最後まで目が離せないドラマだった

韓国で瞬間最高視聴率31.1%を記録したドラマ「ペントハウス」。 知人のおすすめということで視聴することにした。 そしたら、もう目が離せない展開で、ヤバいヤバい。 欲望・愛憎・プライド・復讐・暴力・不倫・サスペンス等、数多くの要素を盛り込んだこの…

新宿御苑の冬の花(2024年2月)

冬の花を撮りたくて、何度か新宿御苑に足を運んだ。 ところが、行ってみたら休園日だったということが2回もあった。 で、今回が三度目の正直。 開いていた。 よかった(泣) とりあえず、「新宿御苑の見どころ冬」のマップに載ってるお花は撮りたいなぁと思…

「哀れなるものたち」の感想:とにかくやばい映画でした

最近話題の映画がないかなぁと探していたら、エマ・ストーン主演の「哀れなるものたち」に目がとまった。 エマ・ストーンはけっこう好きだからなぁと思い、一応観に行ってみることに。 でも、行く前にレビューを読んでみたら、なんだかヤバい映画っぽい。 で…